注染てぬぐいの生地について
皆様こんにちは~
昨日は堺の染工場に防染糊を配達に行ったので、染工場の中でも生地の晒しもされている西川由染晒工場さんに寄って生地についてお話を聞いてきました。
といいますのも僕自身、てぬぐいの生地に種類があるのは知っていましたが、どう違うかまでは知らなかったんですよね~
では早速解説いきますね!
一般的に文(関東では総理と呼ぶ)、岡、特岡の三種類がてぬぐいに使われる生地です。
画像ではわかりにくいですが、文は使われる糸の番手が20番と太く生地が岡に比べるとごわごわしています。
岡と特岡の糸は30番手で同じですが、特岡の方が糸数が多いので、目が詰まっているのと少し幅が広くなっています。岡で幅34センチ、特岡で37センチぐらいです。
文は主に関東でよく使われる生地で、表面に凹凸があるので体を洗うのに適しているそう。
岡、特岡は目が詰まっているので染めが綺麗に仕上がるので注染てぬぐいではこちらが使われる事が多いそうですよ。
勉強になりましたわ~
皆様もてぬぐいを選ぶときは生地にも注目するとさらに楽しいてぬぐいライフが待っているかもしれません~
西川由さんは堺の染工場三社で立ち上げたブランド、左海壺人も手掛けていますが、単独でオリジナルも出されているということで、今回そのオリジナルを扱わせていただけることになりました!
それがこちら!
京都 高山寺の許可のもと作られた鳥獣戯画てぬぐい!
女性に好まれるかわいいデザインのてぬぐいもいいですが、こんないぶし銀なてぬぐいもまたすばらしいでほんま!
今週末から店頭に並べてます~
それでは皆さんサイナラ~